【保有銘柄全35種を開示】ぴのの運用報告、2021年4月編
皆さま、お疲れ様です!ぴの(ぴの @インデックス怪獣 (@indexpino) | Twitter)です🐤
今回は、私の資産状況2021年4月編を報告させていただきます!
前回同様、私が保有している全35銘柄は全て、その額と合わせて開示しています。本記事内には3月に行った主な取引と積み立て設定の変更についても、その理由と併せて紹介しております!
今後も各月の第一土日に資産推移をアップデートしていきますので、見に来ていただけるととても嬉しく思います!
※前回報告
目次
長期資産推移
3月報告時点では14,343,691円の資産は、4月4日時点で15,186,552円となりました。前月比で、+842,861円(5.88%)の増加となりました。
その間、配当金として、トータル税引き後で1794円と99.34$受け取りました。(下記明細)
・VT(世界株式):12.17$
・SPYD(米国高配当株式):53.85$
・VWO(新興国株式):3.55$
・VWOB(新興国債券):5.63$
・RWR(米国REIT):24.14$
・IシェアーズJリート(1476):1794円
今年も早いもので、すでに第1クオーターが終わりました。振り返ってみると、1月報告時点では1320万円だった資産は、今回の報告で1518万円となり、年初来で約198万(+15%)資産が増加しました。(最近は残業もしなくなり、本業の会社員収入は手取り月20万前半ですので、資産運用の力強さを改めて実感しています。)
保有銘柄の詳細は後述しますが、投資対象の銘柄は全て、何かしらの株価指数に連動するインデックス運用を行っており、特別な銘柄研究や経済動向調査などは一切行っていません。年初来の私の資産増加も好調な株価上昇を受けた結果であり、運が良かっただけと断言して良いと思います。
私自身、株価収益は平均すると年で10%程度であると考えています。そのためこの年初来のリターンは極めて恵まれた結果であると言えますので、今後の下落の影響で焼失してしまう可能性も十分に考えられます。
私の投資戦略は①超長期投資(バイホールドフォーエバー)、②一部レバレッジを活用した逆張り投資です。具体的な運用方針としては、下記の通りです。
①超長期投資を実現するためにも、私は利益確定売りはほとんど行わず、買ったものは生涯持ち続けます。
②レバレッジ型のETFをいくつか保有していますが、これはコロナショックの下落相場で購入したものです。現在はそこから大きく立ち直り、かなり良好な相場だと思います。そのため、リスクを減らすために、年初から着々とポートフォリオのレバレッジ比率を落とすように取引を行っています。
次に、個々の資産の内訳、保有銘柄明細について紹介いたします。
資産内訳
私が証券口座内で保有する資産は、国内株式、投資信託、米国株式、現金(円、ドル)の4つです。それぞれの割合は下記のとおりです。
国内株式、米国株式、投資信託、それぞれの割合は先月と比較をして大きな変化はありませんでした。このことから、それぞれの資産が均等に伸びた結果、全体のポートフォリオが拡大したと解釈できます。
現金(円)の割合は減少し、現在は20万円弱となっています。これは、毎月の投信積み立てを行った結果です。そろそろ給与口座から追加の資金を入金したいと思います!
保有資産
国内株式
前回報告時から、保有銘柄は大きく変化していません。3月に行った主な取引は、①中国H株ブル(1572)の購入と、②わずかなリバランスです。
①中国H株ブル(1572)の購入経緯は、米中の摩擦や、ウイグル自治区に関する問題で経済制裁が科せられた影響で、中国株が大きく下落したためです。私自身、ポートフォリオ内の米国比率がかなり高くなっていたという懸念点もあり、この値下がりのタイミングでわずかに買いを入れました。
②私は国内株式ではハイリスクバランス戦略を採用しています。これは複数のハイリスク資産を均等に保有することにより、分散効果を高めながらハイリターンを追及する戦略です。そのため、個々の銘柄が均等な配分になるように、毎月リバランスを行っています。
細かいリバランスを行う際に気になるのは売買手数料ですが、私は国内株式では、手数料無料で取引ができるように設定しています。詳細は下記の記事を参考にしてください。
米国株式
※ERXが二つあるのは特別口座とNISA口座で分かれているためです。
米国資産でも保有銘柄はほとんど変化はありません。唯一追加で新規購入した銘柄はDirexionデイリーFTSE中国株ブル3倍ETF(YINN)です。YINNの購入理由は先の中国H株ブル(1572)の購入と同様、中国株の下落の影響を受けて逆張り投資をしたためです。個別株と異なり、ETFでは破産リスクがないために逆張り投資がしやすいと考えています。
保有資産の値動きとしては、①中国株の下落の影響を受けて、VWOやEDCといった新興国資産は前月比で値下がりしました。②一方で、大きく値上がりしたのがSPDRダウ・ジョーンズREIT ETF(RWR)とDirexionデイリー米国リートブル3倍ETF(DRN)です。コロナショックからの回復において出遅れ銘柄であったREITは、ワクチンの普及の影響もあり割安感が高まり、大きな資金が流入したと考えられます。
先月の主な取引は、レバレッジ資産の売却とその代わりの非レバレッジ資産の購入です。逆張り投資を実行するために、株価が好調なタイミングでレバレッジ型ETFは売却をすることが重要であると考えています。これにより、将来の暴落から自身の資産を守れると言えます。
具体的には米国金融株ブル3倍(FAS)とS&P500ブル3倍(SPXL)を合わせて4000$程売却しました。そのお金は米国株金融ETF(VFH)やトータルワールドストック(VT)等の非レバレッジ資産の購入に充てました。
長期投資を成功させるためには市場から撤退しないことが重要です。そのため、売却したレバレッジ資産は現金保有するのではなく、速やかに非レバレッジETFに移しました。これは長期投資と逆張りを両立するうえで、重要な戦略であると考えています。
投資信託
※ニッセイ外国株式インデックスファンドが二つあるのは特別口座とNISA口座で分かれているためです。
投資信託の銘柄は前回と変更ありません。資産推移は個別で見ると新興国株式の含み益は減少しましたが、リートの牽引もあり、全体平均では大きく上昇しました。分散投資の効果がしっかり出ていると実感しています。
積み立て設定については、来月からeMAXIS Slim全世界株式(オールカントリー)に加えて、SBI全世界株式(雪だるま)を追加で積み立てるように設定しました。雪だるまはオールカントリーと同じく世界株式への投資でハイリターンが期待できる一方で、投資対象は少し異なります。先日の記事で2重課税や経費率などを比較しましたが、同様に高いパフォーマンスが期待できると予想されましたので、追加投資を決定しました。(詳細は下記リンクをご参照ください。)
トータルの毎月積立額は月19万円となっています。私の生活費をプラスすると手取り収入を超える額となっています。足りない額は、賞与で帳尻を合わせています。少し責めた運用ですが、金持ち父さんで有名なロバートキヨサキさんの言葉「収入からまずは自分の取り分を確保し、消費はそこから残ったもので賄う」という考えを採用し、この額を維持していきたいと思います。
終わりに
2021年に入ってからはグロースからバリューへのローテーションが起こった一方で、最近は再びグロース銘柄が好調です。過去10年のリターンを見るとグロース銘柄のリターンが期待できる一方で、もっと長期で見ていくと高配当銘柄がハイリターンを記録しているというデータもあります。
この先どちらが伸びるかは分かりません。不確かな予測に基づく賭けに出るのではなく、市場全体を広くカバーした資産運用が大切だと思います。
今年の第1クオーターは極めて好調相場でしたが、油断は禁物だと思います。最近はバイデン大統領のインフラ投資の影響を受け、極めて良い相場が続いています。良好な相場では、投資できていないことによる機会損失を避けるために、我先にと買いを入れる傾向があります。しかし、私は市場が好調な時こそ慎重に判断をする必要があると考えています。
最後に私が支持している、20世紀で最も偉大な投資家ジョンテンプルトン卿の名言を引用したいと思います。
今回の運用報告は以上となります。4月はどのような値動きをしていくのか、どこがアウトパフォームするのか、全く予想はできません。個人投資家にできることは、日々の積み立てとホールドを愚直に実施することだと思います。
今回の記事が皆さまの良い資産運用につながりますように!
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Index Pino ぴの @インデックス怪獣 (@indexpino) | Twitter
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