【保有銘柄全34種を開示】ぴのの運用報告、2021年9月編
今回は、私の資産状況2021年9月編を報告させていただきます!
前回同様、私が保有している全34銘柄は全て、その額と合わせて開示しています。(8月より新しい米国ETFを購入いたしました!)
今後も各月の最初の週末に資産推移をアップデートしていきます!
(今月は事情により少し遅くなってしまいました、、)
※前回報告
目次
長期資産推移
私が資産運用を始めた2018年9月から、現在に至るまでの資産推移は下記の通りです。
8月報告時点で17,271,349円だった資産は、9月10日時点で17,717,254円となりました。
運用益は前月比で+445,906円(+2.58%)となりました。
先月は9か月ぶりに資金が減少しましたが、今月はその減少を上回る資産の増加を達成し、自身の最高資産額を更新いたしました。
保有資産のうちどの銘柄が特に上昇したのか、以下では具体的な銘柄を挙げながら紹介していきます。
なお、8月には配当金として、税引き後のトータルで957円と6.3$を受け取りました。(下記明細)
わずかな額ではありますが、コツコツと再投資していくことが長期投資では大切です。
銘柄 | 受取金額 |
[円/現地通貨] | |
NF日経高配当50 | 957円 |
1489 | |
VNG EMER MKT GB | 6.3$ |
VWOB |
それでは次に保有資産の内訳について紹介いたします。
資産内訳
私が証券口座内で保有する資産は、国内株式、投資信託、米国株式、現金(円、ドル)の4つです。それぞれの割合は下記のとおりです。
保有している資産のうち、預り金比率が減少し、米国株と投資信託の比率がわずかに上昇しました。
これは積立投資やスポット買いを通して買い入れを行った影響が大きいです。
どのような銘柄を売買したのか、具体的な銘柄を挙げながら紹介していきます。
保有資産
国内株式、米国株式、投資信託の順番で、先月の状況と比較をしながら保有銘柄を全開示していきます。
国内株式
国内株式で保有している銘柄は下記の通りです。前月のものと合わせて紹介しております。
保有銘柄のうち、インド株ブルは評価損益が+124%から+158%と大きく上昇しました。
また、日経高配当や先進国リート、そして米国株は全般的に価格が上昇しました。
この株価変動を受けて、リバランスのために、レバレッジがかかっているインド株2046を2株(35,000円分)売却し、その代わりにIシェアーズJリート1476を7株(15,000円分)と、上場海外新興国を20株(35,000円分)購入しました。
8月は大きな資産の売買は行っておりません。
それは、私の投資の基本信条はバイホールドフォーエバーであるためです。
投資においては、細かく売買をしていくことは税的に不利であるために、パフォーマンス減少につながることが知られています。
つまり細かく利益確定をするという戦略は好ましい運用戦略とは言えません。
そのため、私は(レバレッジがかかっていない銘柄に関しては)基本的にバイホールド戦略をとることにより、長期投資を有利に進めようと考えております。
一方で、レバレッジ銘柄を株価が高値圏内にある時に保有することは大きなリスクを伴います。
そのため、私はレバレッジ銘柄については長期投資を行わず、適切なタイミングで売却をすることが大切であると考えています。
※バイホールド戦略の有効性については下記記事で紹介しております。
※レバレッジ投資のリスクについては下記記事で紹介しております。
米国株式
私が保有している米国株式の銘柄は下記の通りです。
※ERXが二つあるのは特別口座とNISA口座で分かれているためです。
保有している米国株の中では、DRNが+220%から+254%へと含み益が大きく上昇しました。
また、YINNに関しても-23%から-14%へと含み損が大きく減少しました。
一方で、ERXに関しては原油価格の下落の影響もあり、含み益が減少しました。
8月に行った主な取引は上記の値動きを受けて、DRNを30株(85,000円分)売却し、約6万円の利益確定を行いました。
これはレバレッジ資産は上昇相場のうちに売却を行うことが大切であると判断したためです。
売却して得たキャッシュはそのまま非レバレッジ銘柄であるVDEの購入に充てました。
また、中国株の下落の影響を受けて、8月もYINNの購入を行い、CWEBについても新たに買い付けを行いました。
CWEBについては、偶然にも買い付けのタイミングが良かったために、早速20%以上の含み益を出しています。
これらの銘柄はいずれもNISA枠での購入で、今年のNISAは全て中国株の購入に充てており、すでに累計80万円ほど中国株を購入しています。
現在中国株は当局の規制懸念から大きく値下がりしていますが、私自身はこの値下がりに対しては強気な予想をしています。
中国当局の規制は確かにリスクではありますが、冷静に考えると、自国の経済を完全にダメにするような政策を当局がとり続けるとは考えにくいと感じています。
中国共産党の目標である共同富裕を実現するためには経済発展は不可欠です。
共産党が理想とする規律は守りながらも、大規模な金融緩和などの政策を推進していくことにより、経済発展を目指していくのではないかと予想しています。
以前の記事で紹介したように、弱気な相場の中で強気に逆張り投資をすることで大きなリターンを得ることができることは事実です。
だからこそ私は中国株に対しては逆張り投資の対象として強気の買い入れを行っています。
※逆張り投資で抑えるべき4つのポイントは下記記事をご参照ください。
ただ、もちろんこれらは希望を含んだ予想であることは事実ですので、過度な集中投資には注意が必要であると認識しています。
コアとなる資産は世界の株式に分散しておきながら、サテライト資産での逆張り投資を心がける必要があります。
投資信託
投資信託の保有銘柄は下記の通りです。
※ニッセイ外国株式インデックスファンドが二つあるのは特別口座とNISA口座で分かれているためです。
保有している投資信託の銘柄については、目立って上昇した銘柄、下落した銘柄はなく、全体的にわずかに値上がりしました。
現在の積み立て設定状況
最後に現在の投資信託の積み立て設定状況を紹介いたします。
積立指定日 | ファンド名 | 積立金額 |
毎月1日 | eMAXIS Slim 全世界株式(オール・カントリー) | 30,000 円 |
毎月1日 | SBI・全世界株式インデックス・ファンド(雪だるま(全世界株式)) | 20,000 円 |
毎月15日 | PayPay投信ウルトラバランス 世界株式 | 20,000 円 |
毎月20日 | 楽天・米国レバレッジバランス・ファンド(USA360) | 20,000 円 |
毎月24日 | <購入・換金手数料なし>ニッセイ 外国株式インデックスファンド | 10,000 円 |
毎月25日 | eMAXIS Slim 新興国株式インデックス | 20,000 円 |
毎月26日 | 楽天・米国高配当株式インデックス・ファンド(楽天・バンガード・ファンド(米国高配当株式)) | 20,000 円 |
毎月27日 | eMAXIS Slim 先進国リートインデックス | 20,000 円 |
毎月28日 | グローバル5.5倍バランスファンド(1年決算型)(ゴーゴー・バランス) | 20,000 円 |
現在トータルで月18万円の積立を行っています。
積立額に変更はありませんが、今月から積み立て投資の日付を、月の後半に集中するように変更しました。
これはジェレミーシーゲル著の『株式投資』において、同じ月内で見ると、月の真ん中あたりで下落し、後半にそこをうち、前半で上昇する傾向があることが紹介されていたためです。
私自身はこのようなアノマリーはあまり信用してはいませんが、著書の中でデータとして示されていることを受けて、当たれば儲けもん、くらいの軽い気持ちで変更を行いました。
ジェレミーシーゲル著『株式投資』
※月のアノマリーについては、私自身データ解析を行った結果を下記記事で紹介しています。
終わりに
早いもので、2021年も残り4か月となりました。
7月は中国株の大幅な下落を受けて資産を減らしましたが、特段気にかけず保有することにより、8月の相場ではその含み損の多くを取り戻しました。
投資によりリターンがあるのは、そこにリスクがあるためです。
一時的な含み損を受け入れて初めて、大きなリターンを得ることができます。
相場の下落や市場の動向に過度に流されずに、自身で規律のある投資を行うことが大切です。
そのためにも、現状に慢心せずに、継続的な学習に努める必要があると感じます。
2021年の残りの4か月も油断せずに投資に励みたいと思います。
今回の運用報告は以上となります。
本記事が皆さまの良い投資に繋がれば幸いです。
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